玉ねぎを冷凍保存する方法!メリット・デメリットや保存期間、おすすめレシピについてもご紹介

玉ねぎを冷凍保存する方法!メリット・デメリットや保存期間、おすすめレシピについてもご紹介

炒め物や煮物、スープなどさまざまな料理に活用できる玉ねぎは、ストックしておくと便利な野菜です。常温でも腐りにくく長期保存できる玉ねぎですが、冷凍保存することで、甘みが増したり時短になったりとメリットが多いことをご存知ですか?

今回は、冷凍玉ねぎのメリットやデメリット、冷凍方法や冷凍玉ねぎが活用できるおすすめのレシピをご紹介します。玉ねぎを冷凍して、日々の暮らしに役立ててみましょう。

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玉ねぎを冷凍保存するメリット

玉ねぎを冷凍保存するメリット

玉ねぎは常温で長期保存もできますが、冷凍保存による見逃せないメリットがあります。


メリット1 味がしみ込みやすくなる。

メリット2 火が通りやすくなる。

メリット3 甘みが増す。


玉ねぎは冷凍すると、繊維が壊れて味がしみ込みやすくなります。煮込み料理やスープに使うと、時短で味がしみ込みます。また、火が通りやすくなるメリットがあり、時間のかかる飴色玉ねぎも時短で作れて便利です。

玉ねぎを冷凍保存するデメリット

玉ねぎを冷凍保存するデメリット

玉ねぎは、冷凍しても栄養価はほとんど変わらないため、ほとんどデメリットはありません。繊維が壊れて甘みが増すメリットがある分、食感が異なる特徴があります。


生の玉ねぎはシャキシャキした食感ですが、冷凍すると繊維が壊れるため、ふにゃふにゃとした柔らかい食感に変わります。汁物や炒め物など、冷凍玉ねぎに適した料理に活用するのがおすすめです。

玉ねぎを冷凍保存する方法

玉ねぎを冷凍保存する方法

玉ねぎは、カットせずにまるごと冷凍する方法と、調理法に合わせてカットして冷凍する方法があります。ここでは、それぞれの冷凍手順や解凍方法を詳しく解説します。

①玉ねぎをまるごと冷凍保存

玉ねぎをまるごと冷凍するときは、皮をむき、切り込みを入れて保存します。汚れが気になる場合は、皮をむいてからサッと水で洗い、水気を丁寧に拭き取ってから冷凍庫に入れます。


《玉ねぎをまるごと冷凍する手順》

  1. 玉ねぎの皮をむく。
  2. 上下を切り落とし、十字の切り込みを入れる。
  3. 1つずつラップで包む。冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する。


保存期間

まるごと冷凍した玉ねぎの保存期限は、約1カ月程度です。できるだけ空気を抜いて保存すると長持ちします。


解凍方法

まるごと玉ねぎは、解凍せずに凍ったまま加熱調理できます。カットして使いたい場合は、冷蔵庫で自然解凍するか、レンジで半解凍してカットします。




②調理しやすい大きさにカットして冷凍保存

玉ねぎは、くし切りや薄切り、みじん切りなど、用途に合わせてカットして保存しておくと便利です。


《玉ねぎをカットして冷凍する手順》

1.玉ねぎの皮をむく。

2.くし切りや薄切り、みじん切りなど用途に合わせてカットする。

3.冷凍用保存袋に平らにならして入れ、空気を抜いて密封し、冷凍庫で保存する。


くし切りや薄切りは重ならないように、みじん切りは厚みがでないように均一にならして、できるだけ空気に触れないようにすると美味しさが長持ちします。1回で使い切れる分を小分けしておくと、必要な分だけ取り出せるので便利です。



保存期間

カットして冷凍した玉ねぎの保存期限は、約1ヶ月です。


解凍方法

カットした玉ねぎは、どのカット方法でも解凍せず凍ったまま調理できます。解凍すると水気が出やすいので、凍ったまま鍋やフライパンに入れるとよいです。


水にさらすと、玉ねぎの水溶性ビタミンまで流れてしまい栄養を損なってしまうため注意してください。

冷凍玉ねぎを使ったおすすめレシピ3選!

冷凍玉ねぎを使ったおすすめレシピ3選!

冷凍玉ねぎが活用できる、おすすめのレシピをご紹介します。生玉ねぎを使用するレシピでも、冷凍玉ねぎに置き換えて同じように調理ができます。

玉ねぎは冷凍保存を活用してもっと美味しく

玉ねぎは冷凍保存を活用してもっと美味しく

玉ねぎは、冷凍することで甘みが増したり、時短になったりとメリットが大きいため、冷凍保存を上手に活用することをおすすめします。大袋などでたくさん購入したときは、ぜひ用途に合わせて冷凍保存してみてください。


用途が決まっていない場合は、薄切りやくし切りなど、さまざまな料理に使い回せる切り方で冷凍しておくと便利です。 冷凍玉ねぎを上手く活用して、毎日の食事作りに役立てましょう。

料理研究家/調理師・食育インストラクター

馬原 香織 監修



https://cooking-salon-mahara.com/