ヨーロッパで主流の研ぎのスタイル。刃先に脂がついて切れ味が悪くなった時や刃先の角度を修正するときに使用。
1. 構え方
左手でシャープニングスチールの先端が斜め45°になるように構えます。右手は包丁をクロスするように斜め45°に持ちます。
シャープニングスチールの側面部分と包丁の刃先を適度な角度(10°~20°)に合わせます。
2. オモテ面を研ぐ
シャープニングスチールを軸に、包丁を顎から切っ先に向かって全体を弧を描くように研ぎます。その際シャープニングスチールと包丁の角度を一定に保ちます。
3. ウラ面へ持ち替える
刃先をシャープニングスチールのウラ面に当てます。シャープニングスチールの側面部分と包丁の刃先部分を適切な角度(10°~20°)に合わせます。
4. ウラ面を研ぐ
オモテ面と同様にシャープニングスチールの包丁の刃先全体をこするように一定の角度で研ぎます。
刃先が修正されるまでステップ2~4を繰り返します。
片面5~10回ほど行います。