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なすが使い切れないときに「冷凍保存をしてもよいのかわからない」とお困りの方は多いのではないでしょうか?水分の多いなすは、冷凍すると食感が変わってしまいますが、冷凍方法や調理法を工夫すればおいしく味わえます。なすの上手な冷凍方法を知っていれば、旬の時期にまとめ買いをしても安心です。
今回は、なすを冷凍保存する方法や冷凍なすを活用したおすすめのレシピをご紹介します。生のなすを調理する場合と異なるポイントも詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
公開日: 2024年9月18日
目次:
なすは冷凍してOK?
なすの冷凍方法1:生のまま丸ごと冷凍する
なすの冷凍方法2:生のまま切ってから冷凍する
なすの冷凍方法3:加熱調理してから冷凍する
ツヴィリングでもっとおいしく、もっと楽しく
なすは冷凍保存を活用して時短調理を叶えよう
なすは、常温か冷蔵庫の野菜室での保存が基本ですが、実は冷凍保存もできます。冷凍すれば保存期間が長くなるため、すぐに食べ切れないなすは冷凍がおすすめです。
ただし、なすは水分がとても多い野菜なので、冷凍すると水気が抜けて生のなすよりもやわらかい食感になります。そのため、冷凍したなすは、やわらかな食感を生かせる料理に活用しましょう。
冷凍したなすは炒め物や揚げ物には向きませんが、蒸しものや煮びたしのような料理では味がしみ込みやすく、時短でおいしく作れます。
なすは、生のまま丸ごと冷凍できます。使い道が決まっていない場合や手早く保存したい場合は、丸ごと冷凍すると手間がかからず簡単なのでおすすめです。
丸ごと冷凍保存する際は、なすのヘタの部分に汚れがついている場合があるので、よく洗って汚れを落としてから保存するのがポイントです。
《生のまま丸ごと保存する場合の冷凍手順》
丸ごと冷凍したなすは、煮びたしや蒸しなすにするのがおすすめです。ラップに包んだままレンジで加熱するだけで、簡単に火が通ります。食べやすい大きさに切り調味液に漬けておけば、なすのやわらかい食感を楽しめるひと品が簡単にできあがります。
なすを解凍後、加熱料理に使う場合はレンジで20秒程度加熱して半解凍にし、食べやすい大きさに切ります。生のなすに比べてやわらかく味がしみ込みやすいため、通常よりも短めの時間で加熱しましょう。
ストウブで作る「なすとこんにゃくのたいたん」は、出汁と薄口しょうゆ、みりんで味付けする関西風の煮物です。なすとこんにゃくを丁寧に煮ることで、かみしめたときにジュワっと味の染みたおいしさが楽しめます。
生のなすで作る場合は、こんにゃくと同時に鍋に入れて煮ます。やわらかくなりやすい冷凍なすを使用するときは、こんにゃくを先に煮て4~5分してからなすを入れるとよいでしょう。そうすることでこんにゃくとなすの味の染みが均一になり、おいしく仕上がります。
なすは、生のまま切って冷凍もできます。切って保存したなすは、凍ったまま調理できるため使い道に合わせて切っておくと便利です。輪切りは焼き物、棒切りは麻婆なす、乱切りはカレーなど、献立に合わせてカットしましょう。
《生のまま切って保存する場合の冷凍手順》
解凍や加熱する際にムラが起こらないよう、大きさをそろえて切っておくとよいです。
生のまま冷凍したなすは、解凍すると水分が出てしまうため凍ったまま調理するのがおすすめです。また、冷凍したなすは皮の食感が残ってしまい、気になる場合があります。
そのため、サッと加熱する炒め料理よりもじっくり加熱する煮込み料理に向いています。カレーやトマト煮込みなどのレシピに活用すると、冷凍したなすのデメリットが出にくく違和感なく使えるでしょう。
ストウブで作る「夏野菜で作る無水スパイスカレー」は、なすやトマト、ズッキーニなどさまざまな夏野菜から出る水分で作る、旨味たっぷりのカレーです。冷凍なすを使う場合も、生のなすを使う場合と同じタイミングで凍ったまま鍋に入れてOKです。
冷凍なすを使うことで、味がしみ込みやすく水分も出やすいため、冷凍のメリットが感じられるでしょう。冷凍したなすを使用する際に煮崩れが気になる場合は、通常よりやや大きめにカットしておくのもおすすめです。
なすは、揚げたり焼いたりレンジで加熱したりしたものを冷凍保存することも可能です。加熱の段階で余分な水分が抜けるため、冷凍する前後で食感が変わりにくく、皮も硬くなりにくいというメリットがあります。
《焼いた場合の冷凍手順》
《レンジで加熱した場合の冷凍手順》
レンジ加熱で皮の硬さが気になる場合は、あらかじめ皮に切り込みを入れておくと食べやすくなります。
加熱調理してから冷凍したなすの使い方は、とても簡単です。すでに火が通っているので、冷蔵庫に移すかレンジで解凍して、焼きなすや蒸しなすとしてそのまま食べられます。
煮込み料理やパスタ、スープなどに活用する使い方もおすすめです。料理に使う場合は、凍ったまま鍋に入れて通常通り調理できます。火が通っているなすに追加で加熱することになるため、通常の作り方よりも加熱時間を短めにするとよいでしょう。
ストウブで作る「カポナータ」は、なすやズッキーニ、パプリカなど数種類の野菜をトマト缶で煮込む料理です。そのまま食べてもおいしいですが、肉料理のソースに活用したりバゲットにのせて食べたりするなど、アレンジして楽しむ方法もおすすめです。
加熱済みの冷凍なすをサッと炒め、生のなすで作る場合と同様の手順で作れます。なすは加熱済みなので、短時間で炒めて解凍できればOKです。
食材をおいしく長く保存したいときは、できるだけ空気に触れないようにするのが重要です。空気に触れると、変色したり乾燥したりして見た目や食感が悪くなるだけでなく、傷みの原因にもなります。
なすを保存する際もラップや保存袋で密閉するのが基本ですが、ツヴィリングの真空バッグを使うと、より簡単においしく保存できます。
専用の真空ポンプを使うことで、わずか数秒で真空にできる便利さが魅力です。ラップに包まなくても密封でき、使う分だけ取り出した後は再びポンプを使用して、手軽に真空保存ができます。
なすは、調理方法や食べ方を工夫すれば、冷凍してもおいしい野菜です。できるだけ空気に触れないように真空バッグを使用するなど、保存方法にも工夫をすればよりおいしさが長持ちします。
なすは、冷凍保存することで簡単にやわらかくなり味がしみ込みやすくなるため、調理の時短にもつながります。今までなすを冷凍したことがなかった方も、ぜひなすを冷凍して日々の献立に役立ててみてください。
料理研究家/調理師・食育インストラクター
馬原 香織 監修
https://cooking-salon-mahara.com/
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