りんごの正しい保存方法とは?冷蔵の手順や冷凍後のアレンジなどを紹介!

りんごの正しい保存方法とは?冷蔵の手順や冷凍後のアレンジなどを紹介!

なすが使い切れないときに「冷凍保存をしてもよいのかわからない」とお困りの方は多いのではないでしょうか?水分の多いなすは、冷凍すると食感が変わってしまいますが、冷凍方法や調理法を工夫すればおいしく味わえます。なすの上手な冷凍方法を知っていれば、旬の時期にまとめ買いをしても安心です。


今回は、なすを冷凍保存する方法や冷凍なすを活用したおすすめのレシピをご紹介します。生のなすを調理する場合と異なるポイントも詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

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なすは冷凍してOK?

なすは冷凍してOK?

なすは、常温か冷蔵庫の野菜室での保存が基本ですが、実は冷凍保存もできます。冷凍すれば保存期間が長くなるため、すぐに食べ切れないなすは冷凍がおすすめです。


ただし、なすは水分がとても多い野菜なので、冷凍すると水気が抜けて生のなすよりもやわらかい食感になります。そのため、冷凍したなすは、やわらかな食感を生かせる料理に活用しましょう。



冷凍したなすは炒め物や揚げ物には向きませんが、蒸しものや煮びたしのような料理では味がしみ込みやすく、時短でおいしく作れます。

なすの冷凍方法1:生のまま丸ごと冷凍する

なすの冷凍方法1:生のまま丸ごと冷凍する

なすは、生のまま丸ごと冷凍できます。使い道が決まっていない場合や手早く保存したい場合は、丸ごと冷凍すると手間がかからず簡単なのでおすすめです。



丸ごと冷凍保存する際は、なすのヘタの部分に汚れがついている場合があるので、よく洗って汚れを落としてから保存するのがポイントです。


《生のまま丸ごと保存する場合の冷凍手順》

  1. なすをよく洗い、キッチンペーパーで水気をよく拭き取る
  2. ラップでぴったり包む
  3. 冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する
  4. 切り口が少ない方が傷みにくいため、なすのヘタは解凍後に取り除きましょう。
生のまま丸ごと冷凍したなすの使い方

生のまま丸ごと冷凍したなすの使い方

丸ごと冷凍したなすは、煮びたしや蒸しなすにするのがおすすめです。ラップに包んだままレンジで加熱するだけで、簡単に火が通ります。食べやすい大きさに切り調味液に漬けておけば、なすのやわらかい食感を楽しめるひと品が簡単にできあがります。



なすを解凍後、加熱料理に使う場合はレンジで20秒程度加熱して半解凍にし、食べやすい大きさに切ります。生のなすに比べてやわらかく味がしみ込みやすいため、通常よりも短めの時間で加熱しましょう。


なすの冷凍方法2:生のまま切ってから冷凍する

なすは、生のまま切って冷凍もできます。切って保存したなすは、凍ったまま調理できるため使い道に合わせて切っておくと便利です。輪切りは焼き物、棒切りは麻婆なす、乱切りはカレーなど、献立に合わせてカットしましょう。


《生のまま切って保存する場合の冷凍手順》

  1. なすを洗って食べやすい大きさに切る
  2. 水に10分ほどさらし、キッチンペーパーで水分を十分拭き取る
  3. 冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する。

解凍や加熱する際にムラが起こらないよう、大きさをそろえて切っておくとよいです。


生のまま切ってから冷凍したなすの使い方

生のまま切ってから冷凍したなすの使い方

生のまま冷凍したなすは、解凍すると水分が出てしまうため凍ったまま調理するのがおすすめです。また、冷凍したなすは皮の食感が残ってしまい、気になる場合があります。


そのため、サッと加熱する炒め料理よりもじっくり加熱する煮込み料理に向いています。カレーやトマト煮込みなどのレシピに活用すると、冷凍したなすのデメリットが出にくく違和感なく使えるでしょう。

なすの冷凍方法3:加熱調理してから冷凍する

なすは、揚げたり焼いたりレンジで加熱したりしたものを冷凍保存することも可能です。加熱の段階で余分な水分が抜けるため、冷凍する前後で食感が変わりにくく、皮も硬くなりにくいというメリットがあります。


《焼いた場合の冷凍手順》

  1. なすを皮付きのままグリルやトースターで、皮が黒くなるまで焼く
  2. 粗熱が取れたら皮をむく
  3. 食べやすい大きさに切って、ラップで包む
  4. 冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する

《レンジで加熱した場合の冷凍手順》

  1. なすを洗い、ヘタを取る
  2. 耐熱皿にのせてラップをかけ、レンジで加熱する
  3. 粗熱を取り、一本ずつラップで包む
  4. 冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する


レンジ加熱で皮の硬さが気になる場合は、あらかじめ皮に切り込みを入れておくと食べやすくなります。



加熱調理してから冷凍したなすの使い方

加熱調理してから冷凍したなすの使い方は、とても簡単です。すでに火が通っているので、冷蔵庫に移すかレンジで解凍して、焼きなすや蒸しなすとしてそのまま食べられます。


煮込み料理やパスタ、スープなどに活用する使い方もおすすめです。料理に使う場合は、凍ったまま鍋に入れて通常通り調理できます。火が通っているなすに追加で加熱することになるため、通常の作り方よりも加熱時間を短めにするとよいでしょう。

なすは冷凍保存を活用して時短調理を叶えよう

なすは、調理方法や食べ方を工夫すれば、冷凍してもおいしい野菜です。できるだけ空気に触れないように真空バッグを使用するなど、保存方法にも工夫をすればよりおいしさが長持ちします。


なすは、冷凍保存することで簡単にやわらかくなり味がしみ込みやすくなるため、調理の時短にもつながります。今までなすを冷凍したことがなかった方も、ぜひなすを冷凍して日々の献立に役立ててみてください。

料理研究家/調理師・食育インストラクター

馬原 香織 監修



https://cooking-salon-mahara.com/