さつまいもは冷凍が正しい保存方法?解凍後のおいしい食べ方も紹介!

さつまいもは冷凍が正しい保存方法?解凍後のおいしい食べ方も紹介!

さつまいもは常温保存が基本ですが、実は冷凍保存ができるのをご存知でしょうか?さつまいもは常温でも長持ちしますが、温度や湿度をキープするのが難しく傷んでしまうこともあります。そんな時は、冷凍庫での保存がおすすめです。

今回は、さつまいもの常温・冷凍保存の方法と、手順を詳しく解説します。解凍方法やおすすめのさつまいもレシピもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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さつまいもの基本的な保存方法と保存期間

さつまいもの基本的な保存方法と保存期間

さつまいもは低温が苦手な野菜なので、基本的には常温保存がおすすめです。生のまま丸ごと保存する場合は、1本ずつ新聞紙で包み、紙袋やダンボールなどに入れて、直射日光の当たらない涼しい場所で保存します。さつまいもは水気に弱いため、水で洗わずに乾かした状態で保存すると長持ちします。


常温の場合の保存期間は、1~6ヶ月と長期保存が可能です。


気温の高い季節や、カットしたさつまいもは冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめです。丸ごと保存する場合は、新聞紙に包んでからポリ袋に入れて野菜室に入れます。カットしたさつまいもは、皮付きのまま水にさらし、ラップに包んで野菜室で保存してください。


冷蔵庫の野菜室の保存期間は、丸ごとの場合は1週間、カット済みのものは2~3日です。

冷蔵庫では日持ちがしないため、すぐに食べない場合は冷凍保存を活用するとよいです。

使い切れないさつまいもは冷凍保存がおすすめ

玉ねぎを冷凍保存するメリット

カットしたさつまいもや加熱したさつまいもは、冷蔵庫で保存してもあまり日持ちがしません。そのため、すぐに食べない場合は冷凍庫で保存するとよいです。


さつまいもは冷凍しても甘味が落ちず、美味しさがキープできます。解凍する手間はかかりますが、カット済みのさつまいもも長期保存ができます。

冷凍したさつまいもの解凍方法は?

冷凍したさつまいもの解凍方法は?

生で冷凍したさつまいもを煮物や天ぷらにする場合は、解凍せずそのまま調理しましょう。解凍したい場合は、冷蔵庫に移して自然解凍がおすすめです。急ぎの場合は、電子レンジでも解凍できますが、急激に加熱しすると硬くなってしまうため、解凍モードで時間をかけて解凍するとよいです。


加熱して冷凍したさつまいもは、冷蔵庫で自然解凍か、電子レンジの解凍モードで解凍します。冷蔵庫で自然解凍する際は、使用する前日に冷蔵庫へ移しておくとよいです。

1.カットした生のさつまいもの場合

1.カットした生のさつまいもの場合

カットしたさつまいもや加熱したさつまいもは、冷蔵庫で保存してもあまり日持ちがしません。そのため、すぐに食べない場合は冷凍庫で保存するとよいです。


さつまいもは冷凍しても甘味が落ちず、美味しさがキープできます。解凍する手間はかかりますが、カット済みのさつまいもも長期保存ができます。

さつまいものおすすめの食べ方3つ

さつまいもの食感や旨味が楽しめるおすすめの食べ方をご紹介します。冷凍したさつまいもを活用できるレシピもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

冷凍した焼きいもの解凍方法・食べ方

冷凍した焼きいもの解凍方法・食べ方

冷凍した焼きいもは、5~10分程度自然解凍すると半解凍状態になります。半解凍できたら、包丁で切ったり、スプーンですくったりして食べられます。バニラアイスや生クリームなどを添えて食べるのもおすすめです。


解凍時間は、焼きいもの大きさや太さによって異なるので、様子を見ながら解凍してください。


また、冷凍した焼きいもを再び焼きいもとして食べたいときは、オーブンや電子レンジで温め直すとよいです。冷凍する際は、パサつき防止のため1本丸ごとラップに包んで冷凍します。電子レンジで温め直す場合は、加熱し過ぎてパサパサにならないよう、数分ずつ調整しながら加熱します。

まとめ

さつまいもは常温保存もできますが、温度管理が難しい場合は冷凍保存がおすすめです。冷凍する場合は、食べやすい大きさにカットしたり、加熱したりしておくと便利です。


また、焼きいもがたくさんあるときも、冷凍しておくとよいでしょう。半解凍で食べるとアイスのようなクリーミーな食感が楽しめます。


さつまいもは、サラダや汁物、スイーツなどさまざまな料理で活用できるため、ストックしておくといざという時に役立ちます。冷凍保存も取り入れて、さつまいも料理を楽しんでください。 

料理研究家/調理師・食育インストラクター

馬原 香織 監修



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